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相撲の豆知識

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古来より伝統と神事にまつわることから、相撲にはさまざまな作法やしきたりであったり、粋な振る舞いや時にはゲンを担ぐ振る舞いであったり、神秘的ながらも庶民的な魅力に包まれています。
そんな覚えておいて損は無い、相撲の豆知識を見てみましょう。

大相撲の粋な計らい、豆知識

塩をまく

豪快に撒いたり、美しく均一に発散させたり、ひとつのパフォーマンスにもなっている塩まき。
東西に置かれた竹製のザルの中にそれはあります。
清めの塩といわれるように、土俵の邪気を払って力士が怪我をしないようにするお祈りの儀式であるとともに、力士が怪我を負った際の殺菌効果もあると言われております。

座布団の舞

大番狂わせが起きた際によく座布団が飛び交っていますが、これはファンが激怒しているからなのでしょうか?
もともとは贔屓の力士が勝利した際に名入りの羽織や帽子を土俵に投げ入れ、返却に訪れた力士へこっそり祝儀を渡すという『投げ花』『投げ祝儀』に由来する座布団乱舞でしたが、近年では金星力士への賞賛、祝福や負けた横綱への野次、激励、ほかにも横綱同士の取組や、物言いが付いたときの野次など、さまざまなアビリティを持つようになりました。
横綱を直接ロックオンして座布団を投げた女性が一部で有名になりましたが、間違えても人を目がけて投げるものではありません。
重量が1kg近くあるので例えフカフカでも直撃すればその破壊力はなかなかのものであり、現在では禁止行為とされてますが、一部の取組では黙認されたり、また一度舞が起これば誰が投げたのか非常にわかり辛いため、九州場所ではそもそも投げられないように改良された座布団(合体座布団)が設置されるようになりました。
こうした流れによって(九州場所では)座布団乱舞は息を潜めるようになり、ときおり万歳が送られるようになりますが、往年のファンにとっては『粋』であった座布団投げを規制するのではなく、当たっても怪我をしない座布団を開発すべきだ、という声も上がっており、協会との間で賛否両論の状況です。

力水(ちからみず)

なぜか試合前にひしゃくでおいしそうに水を飲む力士・・・というわけではありません。
これは力水(ちからみず)といって力士が土俵に上がる前に行う儀式のひとつであり、ゴクゴクと飲まずに一口含んで盥(たらい)に吐き、力紙で口と汗を拭うことで身を清めているのです。
力水をつける行為は十両以上からの取組で行われ、その取組の勝ち力士が次の力士へ力水をつけ、負け側はそのまま退場します。
負け側の次回取組を待つ力士や、そもそも勝ち力士の存在しない最初の取組、勝ち力士も退場を行う『これより三役』では、その次の取組を待つ力士が取組み前の力士に力水をつけます。
土俵に上がる取組前に力水を飲む(穢れを取り込む)のはNGですが、土俵に上がった後、取組後はおいしそうに飲んでも大丈夫どころか、夏場には体を冷やすために氷も浮かんでいるようです。

懸賞金

座布団の舞の由来となった懸賞金の『投げ花』いわゆる投げ祝儀ですが、現在では協会によって禁止されており、かわりに贔屓の力士を援助する懸賞金という制度があります。
広告も兼ねたスポンサーの意味合いに近いものですが、個人での懸賞は売名行為につながるためNGとされています。
懸賞は1本約6万円で一日1本以上、一場所15日が原則とされており、最低でも90万円以上から、懸賞金のうち税金や退職金といった協会費が差し引かれた残りの一本約3万円が力士へ渡され、力士は手刀(てがたな)を切って受け取ります。
懸賞は取組ごとに懸けられ、勝利した力士が総取りします。

はっけよい

興味の薄い人にとっては相撲における取組の開始は、「はっけよい、のこった」と行司による合図だと思う方も多いようです。
相撲にはスタートの号令は存在せず、力士の呼吸が一致した際に任意で開始され、これは互いの両手が地面を付いた時といえば分かりやすいですね。
試合をするかと見せかけて→立ち上がる、いわゆる『仕切り直し』は、互いの力士とともに、観客も気を練って立ち合いの瞬間を見守るとても神秘的なひとときです。
この立ち合いから仕切りまでには制限時間が設けられており、幕内4分、十両3分、幕下以下2分と決められており、進行役の呼出がタオルを持って時間を知らせます。
取組みは立合いで八割決まるといわれるように、短期決戦競技である相撲は最初の呼吸こそが最も重要であり、立ち合いや仕切り直しはとても大事な時間なのです。
ちなみに「はっけよい」は「八卦良い」「発気揚々」が語源とされ、力士を高ぶらせるための煽り、試合後の攻撃姿勢を促す掛け声で、力士がぶつかった際に発声されています。

大銀杏

『おおいちょう』と呼ばれる、相撲界に入門した若者が憧れるイチョウの形をした髷(まげ)で、原則十両力士以上が結うことを許される関取専用ヘアーです。
幕下力士以下は丁髷(ちょんまげ)を結うことになっておりますが、十両と対戦するときや、弓取り式、初っ切り、断髪式の際は特例として大銀杏を結わねばいけません。

テッポウ厳禁ステッカー

地方場所での力士の控室や花道の奥、力士が興味を示しそうな柱には『テッポウ厳禁』と書かれたステッカーが貼られているそうです。
テッポウというのは相撲における張り手や突きのことで、これに体重を乗せて柱に当てる練習方法が一般的な呼称になっており、練習の他にも力士の気の高ぶりを抑える発散法としても活用されます。
国技館のように専門に設計された競技場ならまだしも、体育館に仮設した骨組みや一般的な建築材へ力士がテッポウを行うと、施設の破壊や最悪観客席の土台、ステージ骨組みの崩壊の危険性もあるため、高ぶった力士を説得するためのお札としてぺたぺたと張られるようになりました。
ステッカー1枚からも、力士の秘めたるパワーがうかがえますね。

四股名

力士のリングネーム、それが四股名(しこな)です。
、しこ=醜(しこ)=たくましさ、が四つ股の構えで大地を踏み鳴らすしこ=四股に転じたそうで、邪気を払う縁起の良い、かつたくましいネーミングセンスが問われます。
以外にも協会による命名規則は特に無く、本名でもカタカナ混じりでも良いそうですが、もっぱら出身地にちなんだり、親方の一文字を授けた命名が基本的なようです。
相撲に興味がある方なら一度はご自身の四股名を考えてみたことがあるのではないでしょうか…?

国技館の地下

国技館の地下とだけ書くと某親子格闘漫画の地下トーナメントみたいですが、そんな国技館の地下には『焼き鳥工場』が存在します。
格闘技場の地下に肉の工場というとなんだがすごく意味深というか、ホラーにも思える響きです。
ざわ…ざわ…
なんと、国技館地下では同焼き鳥部による自家製の焼き鳥が作られています。
鳥は手をつかない二本足で、いわゆる『土のつかない』相撲とゆかりのある縁起の良い食べ物として伝統的に販売されているのです。
お値段は5本入りで650円。


めちゃくちゃおいしそうです。
実際においしいらしく、初場所では85万本近く売り上げるホ〇イの焼き鳥もびっくりの製造規模で、50人の従業員さんによって徹底管理され迅速丁寧に作られます。
地下で焼き鳥といえばカ〇ジを思い出しますね。
なお国技館焼き鳥は、国技館のほか東京都にある一部の駅弁屋さんでも取り扱っており、遠方の方のために冷凍通販もある(予想以上の大規模!)ので、相撲のダイジェエストを観ながら柿ピーでごまかさずに、焼き鳥をキンキンに冷えたビールのおつまみにしてみてはいかがでしょうか。
これを下のレンジでチンして…ホッカホッカにしてさ…

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